車を所有している人は家と一緒にカーポートの見積もりも取っておこう

車を所有している場合、注文住宅と一緒にカーポートも設置するのがおすすめです。カーポートがあれば雨の時にも車の乗り降りがしやすいですし、夏の時期には直射日光を避けることができます。また、鳥の糞による汚れも防ぐことができるでしょう。

ちなみに、広い土地があれば必ずしも大きな家を建てられるというわけではありません。建築基準法によって建てられる建築物の広さが決められていることを知っておきましょう。そのためカーポートを設置する場合もきちんと計画を立てる必要があります。

建築基準法では屋根と柱のあるカーポートも建築物として扱われるため、建ぺい率や容積率を確認しておく必要があります。あまりカーポートを広くした場合、住宅を建てられる面積が狭くなってしまうこともあるので注意しましょう。

一般的に車1台の場合、高さは2.1メートル以上で幅は2.5メートル、奥行き5メートルが目安となっています。しかし、ドアを開閉する広さも必要になることを覚えておきましょう。もちろん2台や3台止めたい場合はもっと幅を取る必要があります。

カーポートの屋根の材料についても確認しておきましょう。一般的には壁が無いため、屋根に防火材料を使用する必要があります。樹脂素材が利用されていることが多いですが、樹脂素材の可燃性にも気を付けましょう。

カーポートをできるだけ安く設置したいという場合、まずは複数の業者から見積もりを出してもらうのがおすすめです。複数の業者で同じタイプのカーポートの見積もりを依頼することにより、それぞれの料金を比較することができます。その中で安いところを選んでも良いですし、信頼できる業者に依頼しても良いでしょう。混んでいる時は電話が繋がりにくいこともあるため、平日の昼間などに連絡をするのがおすすめです。

見積もりで提示された料金が高いと感じた場合、費用を安くするポイントがあります。カーポートの地上部分はコンクリートにすることが多いですが、コンクリート舗装は意外と値段が高いです。しかし、砂利を利用するとタイヤの跡が付いてしまいますし、雨の日には水が溜まってしまうことがあります。この場合はタイヤが乗る部分のみをコンクリート舗装するという方法があります。そうすれば安定して車を駐車させることができますし、コンクリートの部分が減るので費用も安くなります。

また、デザインを工夫して費用を削減するという方法もあります。デザインによっては柱が4本必要なこともありますが、3本で済むこともあります。柱を1本減らすだけでもコストダウンに繋がります。もちろん強度も重要ですが、削っても強度が変わらない場合は予算のために削っても良いでしょう。

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