注文住宅ならでは!使い勝手のいい間取りを自由に考える

注文住宅を建てる時には自由に間取りを決めることができます。しかし、自由設計ができるというのは意外と大変なことですし、なかなか決まらないということもあります。まずは家族の要望を書き出すなどして優先順位を決めていきましょう。

最初に考えておくべきなのは収納についてです。生活していると物はどんどん増えてしまいます。せっかく新しい家に引っ越すわけですし、綺麗に収納できるようにしましょう。また、収納スペースが十分にあっても、使いにくいと不便に感じてしまうことがあります。

まずは家にどれだけ物があるのかを考えましょう。大半の人は思っているよりも多くの物を所有しています。使わない物を減らし、必要な者を見極めてから収納スペースについて検討しましょう。収納スペースは必要な場所に必要な容量だけ確保する必要があります。家族の生活スタイルを把握し、最適な設置場所や容量を決めておくべきです。

日当たりについても重要なポイントです。これは部屋の向きによって変わってきますが、日当たりの良い南側にはリビングやバルコニーを作ることが多いです。窓を増やせばさらに日当たりは良くなります。ですが、窓が増えすぎると耐震性や防犯面などで問題が出てくることがあります。

北側は暗いというイメージを持っている人もいるでしょう。確かに北側の部屋は直射日光が当たらないので暗くなりますが、集中力を保ちやすいので仕事部屋や勉強部屋に向いています。朝日が昇る東側の部屋は寝室にするのが良いですし、西側の部屋は夕日が差し込むのでゆったりと過ごすことができます。

小さな子供がいる場合、子供の声や足音が気になってしまうことがあるかもしれません。子供が騒ぐのは仕方ないことですが、家族が長い時間を過ごすリビングや客間の上などに子供部屋を作るのは避けましょう。

また、静かな住宅にするためには音源を遠ざけることが大切ですが、周りの環境についてはどうすることもできません。そこでリビングや寝室などゆったり過ごしたい空間は、道路などから離して配置するなどの工夫が必要です。

また、トイレや浴室、キッチンといった水周りは音が発生しやすい場所です。寝室の横にトイレがある場合、夜中に誰かがトイレを使うと気になってしまいます。ダイニングの近くにトイレがあると、食事中に音が聞こえてしまうでしょう。そこで水周りはリビングやダイニング、寝室から離して配置するのがおすすめです。

生活動線についても間取りを考える上では重要です。これは家族が家の中を移動する時に通るルートであり、家族がストレスを感じるような配置や間取りは避けたいものです。生活動線はしっかり考え、家族が過ごしやすいように工夫しましょう。

おすすめ記事